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PUREfrex®2.0 の製品詳細・使用方法


2016年3月より、カタログ製品の受注および発送は、コスモ・バイオ(株)様より行っております。
お見積およびご注文に関するお問い合わせは、コスモ・バイオ(株)様までお願いいたします。
製品番号 製品名称 容量 価格(税抜) 説明書 MSDS*1
PF201-0.25 PUREfrex®2.0 250 μL 反応用 \24,000 PDF -
PF201-0.25-5 PUREfrex®2.0 5X 250 μL 反応用 \108,000 PDF -
*1) MSDS欄に - が表示されている場合は、MSDS制度の対象となる化学物質は含まれておりません。
PUREfrex®キットは、皆様の研究目的に応じて、2種類のタンパク質合成反応液をご用意しております。
こちらのサイトから、特長の異なる2種類のタンパク質合成反応液の比較をご覧になれます。
PUREfrex®2.0 は、大阪大学大学院・四方哲也研究室との共同研究により、PUREfrex® の反応液組成を改良し、PUREfrex® の特長(RNaseやLPSなどの混入量が低い)は維持したままで、合成効率を増大させることに成功しました。
合成量アップをいち早くお試し頂くために、2014年11月中旬より、試験的に販売を開始しておりましたが、ご好評につき、規格と価格も新たに通常のキットと同様にお求め頂けるようになりました。
PUREfrex®2.0 をご購入の際には、以下の点をご確認ください。
  • 使用期限は、1年半となっております。販売後も保存試験を続けておりますので、最新の使用期限につきましては、こちらまでお問い合わせください。
  • 今回の改良は、タンパク質の合成活性を上げることが目的となっておりますので、研究内容によりましては、PUREfrex®1.0 (#PF001-0.25) の結果の方が良い場合があります。

PUREfrex®2.0 は、分子シャペロンを含んでおりません。そのため、合成するタンパク質によっては、正しい高次構造が形成できず、不溶性となる場合もあります。このような場合には、分子シャペロンをタンパク質合成時に添加することにより解決できることがあります。本キットへの添加剤として、DnaK mix(#PF003-0.5)GroE mix(#PF004-0.5)もご用意いたしております。
PUREfrex®2.0 は、DTTを含んでいるため還元的条件下でタンパク質の合成反応を行います。ジスルフィド結合(SS結合;SS-bond または、ジスルフィド架橋;disulfide bridge)の形成が必要なタンパク質を合成される場合は、DS supplement(#PF005-0.5)を添加してお使い頂くことをお奨めいたします。


製品構成
PUREfrex®2.0の各Solutionに含まれる内容物の詳細については、非公開となっております。
  容量 内容 開封後保存温度*1
Solution I 125 μL アミノ酸、NTP、tRNA、酵素の基質など -20℃
Solution II 12.5 μL タンパク質 (30% グリセロール溶液) -20℃もしくは-80℃*2
Solution III 2X 12.5 μL リボソ - ム (20 μM) -80℃*2
DHFR DNA*3
(テキスト表示)
10 μL 大腸菌 DHFR 遺伝子を含む PCR産物 (20ng/μL) -20℃
*1) キット開封前は、-80℃で保存してください。
*2) 使用後の残りの反応液を-80℃で保存する場合、液体窒素やドライアイス/エタノールなどで急速凍結してから保存してください。必要に応じて分注し、凍結融解の繰り返しをできるだけ避けてください。
*3) タンパク質合成の陽性コントロール用として使用する際は、20μLの合成反応液に、1μLを添加してください。

使用方法
PUREfrex®2.0 を用いたタンパク質合成は、任意の反応液量で行うことができます。例えば、20μLで行う場合は以下のように反応液を調製してください。
  1. Solution Iを30℃で1分間温めて融解し、氷上に置きます。
  2. Solution IIとSolution IIIを氷上で融解します。
  3. 融解したSolution I、IIおよびIIIを軽くボルテックスした後、遠心して内容物をチューブ下部に集めます。
  4. 以下のように反応液を調製します。(DNAは、1kbpあたり0.5-3 ng/μLになるように添加してください。)
  5. Water 7-X μL
    Solution I 10 μL
    Solution II 1 μL
    Solution III 2 μL
    鋳型DNA注1 X μL
    Total 20 μL
  6. 37℃のヒートブロック又はウォーターバスで2~4時間反応させて、タンパク質を合成します。注2
  7. 合成されたタンパク質を、それぞれの目的に使用します。注3
(注意点)
  1. 鋳型DNAは、目的のタンパク質に合わせてお客様の方でご用意ください。
    調製方法に関しましては、鋳型DNAのサイトをご覧ください。
  2. 気相の恒温槽(培養用恒温器など)で反応すると、反応液の温度の上昇に時間がかかり、合成量が低くなります。
  3. SDS-PAGEによる合成の確認は反応液を水で希釈してから泳動してください。詳細は、こちらをご覧ください。

使用上の注意
PUREfrex®は研究用試薬です。ヒトを含む動物などへの投与、臨床、診断など他の用途への使用を禁じます。また、食品、家庭用には使用しないでください。
PUREfrex®を使用する際には、RNaseフリーの水、試薬、器具類を使用してください。また、手袋、マスクの着用をお勧めします。