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GroE Mix の製品詳細・使用方法


2016年3月より、カタログ製品の受注および発送は、コスモ・バイオ(株)様より行っております。
お見積およびご注文に関するお問い合わせは、コスモ・バイオ(株)様までお願いいたします。
製品番号 製品名称 容量 価格(税抜) 説明書 MSDS*1
PF004-0.5 GroE Mix 500 μL 反応用 \18,000 PDF -
*1) MSDS欄に - が表示されている場合は、MSDS制度の対象となる化学物質は含まれておりません。
GroE Mixは、高度に精製した大腸菌由来のGroEL、GroESを適切な濃度比であらかじめ混合した溶液です。PUREfrex®1.0(#PF001-0.25)PUREfrex®2.0(#PF201-0.25)を用いたタンパク質合成時に添加することにより、単独で高次構造を形成しにくいタンパク質を活性を有した状態で合成しやすくします。
GroELは大腸菌のHsp60で、一部の新生タンパク質の構造形成や、品質管理に必須であることが知られています。GroELは14量体のダブルリング構造を持つATPaseであり、7量体のGroESと協調して働きます。


利用例


製品構成
  容量 内容 開封後保存温度*1
GroE Mix 25 μL 大腸菌由来のGroEL、GroES -80℃*2
Dilution Buffer 500 μL 30% グリセロール溶液 -20℃
*1) キット開封前は、-80℃で保存してください。
*2) 使用後の残りの反応液を-80℃で保存する場合、液体窒素やドライアイス/エタノールなどで急速凍結してから保存してください。必要に応じて分注し、凍結融解の繰り返しをできるだけ避けてください。

使用方法
GroE Mixは、PUREfrex®1.0(#PF001-0.25)PUREfrex®2.0(#PF201-0.25)を用いたタンパク質合成反応で使用できます。例えば、タンパク質合成反応を20μLで行う場合、以下のように添加して使用できます。
  1. Solution Iを30℃で1分間温めて融解し、氷上に置きます。
  2. Solution II、Solution III、GroE Mixを氷上で融解します。
  3. 融解したSolution I、II、III、GroE Mixを軽くボルテックスした後、遠心して内容物をチューブ下部に集めます。
  4. 以下のように反応液を調製します。(DNAは、1kbpあたり0.5-3 ng/μLになるように添加してください。)
  5. #PF001 #PF201
    Water 8-X μL 7-X μL
    Solution I 10 μL 10 μL
    Solution II 1 μL 1 μL
    Solution III 1 μL 2 μL
    鋳型DNA注1 X μL X μL
    Total 19 μL 19 μL
  6. 37℃で15分反応させます。注2
  7. Dilution Bufferで2倍に希釈したGroE Mixを、1 μL加えます。注3
  8. 37℃のヒートブロック又はウォーターバスで2~4時間反応させて、タンパク質を合成します。注4
  9. 合成されたタンパク質を、それぞれの目的に使用します。

(注意点)
  1. 鋳型DNAは、目的のタンパク質に合わせてお客様の方でご用意ください。
    調製方法に関しましては、鋳型DNAのサイトをご覧ください。
  2. GroE Mixの添加により、転写が阻害されるタンパク質があります。
    標準プロトコルとしては、GroE Mixの添加前に37℃で15分のインキュベートを推奨しています。
  3. GroE Mixの必要量は、合成するタンパク質によって異なる場合があります。
    希釈が必要な場合は、添付のDilution BufferでGroE Mixを希釈して使用してください。
  4. 気相の恒温槽(培養用恒温器など)で反応すると、反応液の温度の上昇に時間がかかり、合成量が低くなります。

使用上の注意
GroE Mixは研究用試薬です。ヒトを含む動物などへの投与、臨床、診断など他の用途への使用を禁じます。また、食品、家庭用には使用しないでください。
PUREfrex®を使用する際には、RNaseフリーの水、試薬、器具類を使用してください。また、手袋、マスクの着用をお勧めします。