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DnaK Mix の製品詳細・使用方法


2016年3月より、カタログ製品の受注および発送は、コスモ・バイオ(株)様より行っております。
お見積およびご注文に関するお問い合わせは、コスモ・バイオ(株)様までお願いいたします。
製品番号 製品名称 容量 価格(税抜) 説明書 MSDS*1
PF003-0.5 DnaK Mix 500 μL 反応用 \18,000 PDF -
*1) MSDS欄に - が表示されている場合は、MSDS制度の対象となる化学物質は含まれておりません。
DnaK Mixは、高度に精製した大腸菌由来のDnaK、DnaJ、GrpEを適切な濃度比であらかじめ混合した溶液です。PUREfrex®1.0(#PF001-0.25)PUREfrex®2.0(#PF201-0.25)、あるいはDS supplement(#PF005-0.5)を用いたタンパク質合成時に添加することにより、単独では高次構造を形成しにくいタンパク質を活性を有した状態で合成しやすくします。
DnaKは大腸菌のHsp70で、新生タンパク質の構造形成や、タンパク質の品質管理に関与していることが知られています。DnaKはATPaseであり、DnaJ、GrpEと協調して働きます。DnaJは、DnaKのATP加水分解反応を促進し、タンパク質の疎水領域への結合活性も有しています。GrpEは、DnaK上のADP/ATP交換反応を促進します。

利用例

製品構成
  容量 内容 開封後保存温度*1
DnaK Mix 25 μL 大腸菌由来のDnaK、DnaJ、GrpE -80℃*2
Dilution Buffer 500 μL 30% グリセロール溶液 -20℃
*1) キット開封前は、-80℃で保存してください。
*2) 使用後の残りの反応液を-80℃で保存する場合、液体窒素やドライアイス/エタノールなどで急速凍結してから保存してください。必要に応じて分注し、凍結融解の繰り返しをできるだけ避けてください。

使用方法
DnaK Mixは、PUREfrex®1.0(#PF001-0.25)PUREfrex®2.0(#PF201-0.25)、またはDS supplement(#PF005-0.5)を用いたタンパク質合成反応で使用できます。例えば、タンパク質合成反応を20μLで行う場合、以下のように添加して使用できます。
  1. Solution Iを30℃で1分間温めて融解し、氷上に置きます。
  2. Solution II、Solution III、DnaK Mixを氷上で融解します。
  3. 融解したSolution I、II、III、DnaK Mixを軽くボルテックスした後、遠心して内容物をチューブ下部に集めます。
  4. 以下のように反応液を調製します。(DNAは、1kbpあたり0.5-3 ng/μLになるように添加してください。)
  5. #PF001 #PF201
    Water 7-X μL 6-X μL
    Solution I 10 μL 10 μL
    Solution II 1 μL 1 μL
    Solution III 1 μL 2 μL
    DnaK Mix注1 1 μL 1 μL
    鋳型DNA注2 X μL X μL
    Total 20 μL 20 μL
  6. 37℃のヒートブロック又はウォーターバスで24時間反応させて、タンパク質を合成します。注3
  7. 合成されたタンパク質を、それぞれの目的に使用します。

(注意点)
  1. DnaK Mixの必要量は、合成するタンパク質によって異なる場合があります。
    希釈が必要な場合は、添付のDilution BufferでDnaK Mixを希釈して使用してください。
  2. 鋳型DNAは、目的のタンパク質に合わせてお客様の方でご用意ください。
    調製方法に関しましては、鋳型DNAのサイトをご覧ください。
  3. 気相の恒温槽(培養用恒温器など)で反応すると、反応液の温度の上昇に時間がかかり、合成量が低くなります。

使用上の注意
DnaK Mixは研究用試薬です。ヒトを含む動物などへの投与、臨床、診断など他の用途への使用を禁じます。また、食品、家庭用には使用しないでください。
PUREfrex®を使用する際には、RNaseフリーの水、試薬、器具類を使用してください。また、手袋、マスクの着用をお勧めします。